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ご入居者様の声_3

 

◆ 入居者様の声  

 

K.M様 92歳 (ケアハウスかんべ村 / 平成19年5月入居)

 平成17年6月主人と共に可部にできるという「かんべ村」へ入居の申し込みをしました。平成18年4月にかんべ村から1本の電話をいただき「2部屋並んだ部屋が同時に空いたので入居を考えられては」というものでした。どちらと言えば主人が乗り気で、早速部屋の間取りを描き1部屋を寝室に、もう1部屋を居間にと、それから自宅で私の誕生日を済ませ5月9日に入居させていただきました。

 教会へもかんべ村からは歩いて行け便利です。二人手をつないで可部の町をアチコチ探索して廻りました。

 主人はかんべ村で絵画を教えることになり、とても楽しそうでした。第1回かんべ村まつりでは絵画教室の皆さんの絵を展示でき、お祭りの一端を担うことができ満足だったと思います。2部屋続けて借りられましたので、夜遅く寝室から居間へ移動するには廊下側を通れば物音で周りに迷惑をかけますがベランダ側からなら・・・と、こっそり二人で移動しました。楽しい思い出です。

 翌年、主人は突然発熱したり、胃の具合が悪いなど体調不良が続くので主治医に私が無理にお願いし安佐市民病院を紹介してもらいました。タクシーで二人向かいました。それがかんべ村での主人の最後となりました。

 主人は胃癌の末期との診断で、余命3か月と言われ愕然としました。主人は冷静で、出来ることはしておこうと、かんべ村の1部屋をお返ししました。ホスピスで過ごす少しの間、かんべ村で一人残る私の部屋の間取りを描いてくれました。最期は静かに神様のもとへ旅立ちました。

 主人の亡くなった後1年以上も落ち込み、骨折で歩行できなくなることもありましたが、家族や教会の方、周りの方に励ましていただき今の私があります。今ではかんべ村のコーラスや絵画教室、デイサービスが楽しみです。団体生活が嫌いな主人が率先してかんべ村を選んだのも私が一人残った時の為だったのだと、主人に感謝しています。

 今ではここで最期までお世話になろうと思っています。

     

 平成30年9月現在

 

 

 

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